雪花と非雪花

今回のテーマは水精鱗における雪花と非雪花です。タメになることをちょっとだけ話せれば良いかなと思います。

 

今回も最後に記事の要約をしてあります。跳んでいただければわかるかと。

 

 

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雪花の光。

フルモンにおけるマリガン付きの強欲な壺です。

ただしプレイの際にはそのゲーム中他のスペルをプレイすることができなくなるという重い制約を課せられます。

 

こんな刺激的なカードを水精鱗はなぜ使うのかって話ですよね。

 

それではまず水精鱗ってどんなデッキなのかというのを確認してみましょう。

 

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自分の構築なのですがほぼモンスターです。

ギミック外の枠はガメシエルとアクエリアの4枠ぐらいでしょうか。

雪花を含めれば7枠ですね。アクエリアはともかくガメシエルで代用が効かないカードはあまりないというか、なんならガメシエルの代わりになるカードが少ない気がします。

雪花は雪花で代わりになるカードもありませんがこれは割愛。

アクエリアは違うカードに変えたいな、、、

 

話を戻して、このデッキで初動と呼べるのはウンディーネとネプトとまぁギリギリディーヴァの三種類。2:3:1で入ってますね。

ウンディーネさんは初動のかさ増しでしかないのとパイクのサーチ先の役割だけで絶対的に優先的にプレイをしたいカードではないので枚数を抑えてます。

実際には組み合わせ次第で初動が増えるのですが純粋な一枚初動はこれだけです。

他のデッキよりちょっと多いだけでそんなに多くないんですよね。

これらを引くための雪花でもあります。

 

そしてなにより、雪花を採用する最大の理由はこの先です。

 

このデッキ、多段展開をするカードがディニクと鬼しかないんです。展開するデッキなのに展開するカードが6枚しかないんですよね。悲しきかな。

 

水精鱗の本質っていうのはボードコントロールを行いながら手札を整えていくものなので無理に展開するのも違うといえば違うのですが、これらがあれば展開できるのも間違いないんです。そして、なによりも水精鱗のカードデザインでボードコントロールできるほどぬるい環境でもないので、必然的に展開することが求められてしまいます。

 

そこでこれらのカードを引く雪花の光がスタンダードなものとして採用されています。

 

雪花の光は多段展開札をほぼ無条件で引きにいけることが強みであり役割なんですね。ほぼ無条件の理由は後述します。

 

もちろん非雪花の構築を試したことはあります。非雪花の構築では墓穴や簡易などの独特な強みを持つカードを採用したものでした。

 

特に墓穴の場合Gを止められる機会が格段に増えるというのはありますが、残念なことにディニクか鬼がないとまともな展開につながりません。そんなんならGを止めても旨味が弱いですしネプトしかないときはG止めずに2ドローさせることも多々あります。

 

長々と書き連ねましたが要するに非雪花で墓穴を採用した時墓穴は上振れハンドを押し通すカード でしかないんです。だって展開札が6枚しかないのだから上振れ気味と言わざる得ないですよね。

 

上振れ気味の時に強いカードよりは平均的に強いカードのが、、、良いですよね??

無条件に2ドローと言っているのもこういった部分からです。

 

また、水精鱗を触ってる人は分かると思いますが、効果無効一枚ぐらいなら頭数を増やすことで上から踏み抜けることがあります。自分が経験した中では後手になりますがその物量で九死ショウフク3ウーサリンクリを真正面から踏み抜いたというのがあります。その時は相手の妨害の打ち方があまり上手ではなかったのですが頭数を揃えられれば固そうな盤面でも越えることができるのは間違いないんです。

また、Gだけしんどいですが多くの場合サラキという妥協点でギリギリ止まれます。

 

二度目になりますがこの展開札を引き込む必要がある、展開札を引き込めば妨害の上から踏んでいけるというのが雪花を採用する最大の理由かなと思っています。生き物を増やせれば墓穴一枚より強いですし生き物の数が増えているのでスペルも踏み抜いていけますからね。

 

ハリ一枚から何かしら展開できれば墓穴でも良いのですがなかなかそうもいかない現実があるのも墓穴の非採用に拍車をかけている気がします。

 

では他のドローソースはどうなのかと尋ねられることが多々あります。

 

・強欲で金満な壺

・強欲で貪欲な壺

・闇の誘惑

 

大体この三つですね。

上から端的に言えば、

・強金→この三枚の中ならアリ寄りの無し。制約の弱い2ドローは強いけどなんだかんだでエクストラで戦うデッキなので惜しい。今考えてる水精鱗で採用はしてるけどサラキ3投しなきゃいけないのがやっぱり悲しいというか辛いというか。

・強貪→超低速環境ならアリ。今はあり得ない。山の中にピン差しが多く一枚打つだけでプランが崩壊しやすい。

・闇の誘惑→コストがコントローラーとファンタ、構築次第でトルドー。割とコストはありますね。でもこれやっぱりウンディーネ引いてる前提だったりするからちょっと惜しい。ドロソで選択肢増やしたいのにドロソのために初動選択を迫られるのはなんなの。しかもウンディーネさん捲る時に使いたい。

 

 

そもそもこれらのドロソを積んだ上で別のスペルを積むとなるとガメシエルアクエリアの4枠に何を積むのとなります。仮にドロソじゃなくても7枠、個人的には大捕物御前試合141辺りかなと思いますがいかがでしょうか。あれ、これならちょっと強そうですね。転生炎獣でやってみましょう。

 

 

というわけで当記事まとめ。

・水精鱗で展開するには龍騎を起動する何かと鬼かディニクが必要、それらを引き込むための雪花の光。

・墓穴の仮想敵はGぐらいしかない。

・展開札が少ないため墓穴を強く打てる場面が多くあるわけではない。

・うらら墓穴持っててもG止めないこともある。

・他のドロソは一長一短。

 

本当に雪花使うか墓穴使うかの差しかないと思っています。攻め手が安定しないうちは雪花が最適解だというのが個人的見解でした。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。