19.07.01水精鱗
というわけで水精鱗さんのお話。
最後に記事の内容をまとめてあるんで下まで飛んでもらっても問題ないと思います。
今期スタートになる水精鱗さんはこちらです。
ここに至るまでに誘発18水精鱗とか試したんですけどドラゴンリンク相手に安定しないしなんか中堅相手に落とすし姫にすら勝てないので2日で辞めました。
というわけで解説。
といっても特別変わった部分はないです。強いて言えばディーヴァ。そしてウンディーネとローズニクスの非採用かと思います。
これらの採用の背景にあるのが今期のデッキ分布。
今期はドラゴンリンクさんの存在とその他Pデッキ、そして前環境から続く閃刀姫が分布しています。また、ドラゴンリンクがシルキタスとプロトコルを綺麗に踏み抜けない事からオルターガイストが少しずつシェアを伸ばしてきています。7月始まって1週間でメタが回り始めました。魔導征竜もびっくりです。
さて、これらの分布の中でメインからヴェーラーと無限抱擁の両方を採用しているのが閃刀姫。夢幻泡影のみ採用しているのがオルターガイスト。あ、一応セフィラがメインγしてきますね。恐ろしい。
しかし、これ以外のデッキはうららのみ採用の場合が多く環境全体で見るとヴェーラー抱擁両刀どころかディーヴァの効果を無効にする誘発を二種以上メインから採用してるデッキが少なく、ディーヴァの効果が成立しやすくなっています。
前期は姫と転生がメインからヴェーラー抱擁をメイン6に先行のオルフェゴールが霧剣2枚なんていう環境でしたのでディーヴァにわざわざ召喚権を割く行為が馬鹿らしくて仕方なかったのですが、今期は相手のデッキが40でなければ比較的安心してプレイすることができますね。相対的に向かい風から無風状態ぐらいまでマシな環境になりました。
こういった一週間で変化するメタゲームの中でディーヴァの採用が決まりました。
また後述しますが先行展開でディーヴァを使用する事が多々あります。初動としての役割と先行展開のキーカードとしての役割も持っている凄いカードですね。
さて、ウンディーネになりますがこちらも初動としての役割と先行展開時のスタートカードとしての役割を担っています。
「クリストロンがないじゃないか」なんていう声が聞こえてきそうですがまぁないんです。何故って先行展開で使えないからです。不要牌です。
初動としての役割はウンディーネで龍騎隊を落としてそのまま彩宝龍からサラキになるというまぁなんかパッとしないムーブです。
ですがネプト並みの安心感を持って先行サラキを成立させることができます。
なんたってcipのコストで落とすだけですからね。これが凄い強い。
ついでに言えば、ウンディーネの採用によってネプト3ディーヴァ1パイク1ウンディーネ2と召喚するだけでサラキを作れるモンスターが7体。6割ちょっとの確率でサラキが成立するようになります。ウンディーネを除いた5枚だと5割ぐらいです。
実際には雪花や龍騎ディニクなんかでも少し変動するのと鬼がいるので9割近くの確率で何かしらのシステムを置くことができるようになります。
ファンデッキにあるまじき安定感ですね。
さてでは、この水精鱗における先行展開というのはなんなのか。
こちらをとりあえずご覧ください。
https://twitter.com/by_nagi/status/1148957853463351302?s=21
とまぁ盤面にネプト込みのチューナーを含むモンスター4体を並べるとグリオンガンド、、、だけではなくトリシューラの成立を目指せます。
動画ですとジェットをリクルートしてますがトリシュを目指すならディーヴァをリクルートしてネプトを残してサラキを作ります。
現行の自分の水精鱗でこの展開に至るための二枚初動のパターンが
ネプト+ディニク
ネプト+ネプト
ネプト+メガロ
ネプト+鬼
ウンディーネ+ディニク
ウンディーネ+鬼
龍騎+ディニク
ディーヴァ+メガロ
ディーヴァ+ネプト
ディーヴァ+鬼
(ディーヴァ+ディニク)
とにかく先行展開のパターンが増えました。
また列挙したパターンの中にはアネモネが盤面に残り返しのターンネプト蘇生からメガロ狙撃をサーチしてワンショットするパターンやうさぎをリクルートして妨害数を増やすパターンもあります。
かつての水精鱗が龍騎ディニクでしかまともな展開ができなかったのに対し現在はこのカード
コーラルアネモネという少し難しいカードが先行展開に至るまでのパターンを増やしてくれています。ネプトを落とせばとりあえず動ける。すごい。
また、後手からもアネモネを絡めたパターンでトリシューラやコーラルドラゴンで盤面を開けながらということも度々あります。
で、この先行での動きはP系に滅法強いムーブであること。オルターに対して比較的有効であること。ドラゴンリンクに対しても2直接除去なのでそれなりに有効なこと。姫に対してはアンカーという大裏目がありますがそれでもレイに触れていなければそれなりに行動を抑制する点、ファンタを引いていればかなり有効になること。総じて環境に対して有効な展開になっていると考えています。
P系に対しては言わずもがな、スケールのカードに三回とトリシューラの1ハンデス。
セフィラからガンマが飛んできても一応Ωになることはできますのでなんとかなんとか。。。
オルターの場合は後攻1t目にこれを越えるのにはサラキに抱擁フェイカーぐらいしかありません。
メリュシュークなら損失を多少抑えられますがマリオネッタースタートだとマリオネッターを重装で破壊され後ろのプロトコルかマテリアルはワンダーマジシャンに抜かれトリシューラに除外される。
リソース面で少し厳しいことになりますね。
ドラゴンリンクは生き物を転換しながら総数を増やすデッキなのでリソースを奪いつつ盤面に二回タッチする動きは単純に要求値を上げることができます。たまに貫通してくるんでその時は大人しく泣きましょう。
閃刀姫に対してはエリアゼロの対象をワンダーマジシャンで割りつつレイを飛ばせるトリシューラ。大きく動きを鈍らせることができます。上記の通りアンカーが大裏目ですがΩに逃げることも視野に入れましょう。ファンタ握ったら強気に攻めましょう。
と、言った具合になっています。
ウンディーネの採用も二枚だけですがこの先行展開が強力だと思っての採用になっています。単純に単体でサラキを立てることができるので初動増しにもなっていますね。一応ネプトディーヴァウンディーネ鬼でなんかしらのシステムを立たせることが出来るカードは9枚です。良い感じですね。
で、クリストロンの非採用ですが結局ウンディーネ一枚で上記の先行展開ができるわけでもなく、結局クリストロンを採用してももう一枚、というかディニクか鬼を要求するので必要ないのかなと思ったので非採用となっています。というか展開に絡まないっすね。
一応一枚からハリサラキは並びますが中途半端なハリファイバーはもったいないことこの上ないのでハリサラキを立てるぐらいならクリストロンを抜いてしまおうということです。
環境の変化やプールの変化でまだまだ構築が変わりそうですが今期はここをスタートラインとして楽しんでいきたいと思います。
当記事の総括
・ウンディーネ採用で先行サラキ率の上昇。
・今までだいぶしょぼい展開しかなかったウンディーネの先行展開の改善。二枚初動ではあるがアネモネの登場でそれなりの展開に進化。
・ディーヴァさん効果通りやすくなりました。
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