水精鱗のまとめ⑤
後手型に至った理由。
さて、この先行を取り合いマウントを取っては相手を蹂躙し続ける環境で何故後手を取るのか、ゆっくりまとめて行きたいと思います。
現在のシェアトップを見てみると姫オルター 剛鬼を挟んでトリックスターが上位四つに入っていて、この構築に至った当時も姫オルターが上位に入っていました。それぞれ癖はありますが、いずれも誘発が多めに採用しカードアドバンテージをそれなりに大切にするビートダウンデッキです。
さて、水精鱗というデッキはパワーが高いわけではなくむしろ少し低いぐらいです。愛と勇気を持って戦わなければ勝率を上げることはできません。いえ、愛と勇気を持ってしても、先行での誘発の嵐に耐えることは難しいのです。
そこで、私の水精鱗はこう言いました。
「物量で殺そう」
そうです。先でも後でも妨害が飛んでくる、ならば後手からの枚数差で盤面を荒らしながら物量差をつけるかさっさとワンキルしてしまえば良いだろうという考えに至りました。
むしろ、伏せの枚数次第で誘発の枚数とそれぞれのパターンでのケアムーブを練り上げたり、Gを投げられても無視して殺してしまえば止まる必要が無い分楽になるではないかということです。
さらに後手ドローで+1枚、雪花が絡んで+1枚(パンクラ絡んで攻め手が+1枚、龍騎ディニクが気持ち成立しやすくて+1枚etc)と二枚の単純なアド差と気持ち程度の変化があり、先行よりもゲームメイクがしやすくなるという強みが生まれてきます。
またこちらの枚数が40枚なので姫が先行でイーグルブースターを構えてこないのもキルしやすさに拍車を掛けます。
こういった理由で自分は後手からの構築しています。
誘発耐性という意味では半魔導や墓穴でもケアできるのですが、
こういった感じでメインでの誘発はGうららがメインで半魔導が意味を為しません。
またサイドボードからは
スカルマイスターとわらし、また展開型であれば自分が必ず後手に回る二戦目以降は墓穴も妨害札としてカウントされて行きます。
こうなってきますと、水精鱗は特別なパワーがあるデッキではないのでマッチ中あらゆるデッキに対して一戦落とす確率が高くなってきます。そうであるならばシェアトップを見つめてしっかり殺せるようにした方が良いのではないのかなという結論に至りました。
現実はモブ姫とモブターガイスト、モ術師にしか有利は取れなかったのですがね。
とりあえずおわり。
モブの1人語りでした。